見つめること
見つめることは、人間にとってすごく大切なことだと思っています。
誰かを、なにかを、世界を見つめて、今後は自分なりに感じたことをそのものに映していくこと、
それが人間を人間たらしめる大きな所以のひとつであると思います。
特に、他のだれかを見つめていくこと、そうして、自分から見たその人を大切にすること。
大切にするとは、具体的には、私にとって「形にすること」であると思っています。
形にするものはなんでもよいですが、ただ心の奥にしまっておくことを「相手のため」と言い続けることを、私は相手のためだと全く思えません。
それは相手のためではなく、ほぼ自分のためであるからです。
形にすることは勇気が要ります。だからこそ、「この人に自分の中のこの気持ちを、きちんと形にしよう」とすることは、その勇気を差し出してでも伝えたいと思えるような、大切だと思っている相手にこそできることです。
その源流になっているのが、「相手を見つめること」であると思います。
相手を見つめている時間は、相手のことを考える時間でもあるからです。
大切と思う人を、本当に大切にするために、その人をたくさん見つめていくこと、
人間にとって、本当に大切なことであると思います。